FAX-KOWA 1:4.5/112Bは、日本の興和がFAX機器や産業用画像処理装置のために作った業務用レンズです。高い解像力と均一性が特徴で、主にファクシミリやラインセンサ機器の光学部品として用いられたものです。
焦点距離112mm、F値4.5というスペックは、決まった距離での書類やフィルムの明瞭な画像取得に最適化されています。
主な仕様と特徴のまとめ
焦点距離:112mm
開放F値:F4.5 (固定絞り)
用途:FAX機器、産業用画像処理装置
レンズ構成:オルソメター型4群6枚
解像力:非常に高い解像力と画面全域の均一性が最大の特徴。
歪曲・収差:原稿再現のため、極めて低く補正されている。
オルソメターは4群6枚。
このレンズの起源は『ダゴール』という大判用レンズにあるとされており、ダブルガウスとは全く違う進化系統を歩んでいる。前後対称系のレンズ構成で、航空写真用などに使われていて絞りは有りません。
このタイプは、通常の写真用ではZeissに広角の35mmレンズがあるだけの様で珍しいです。
FAX用レンズはピント位置が固定ですが、今回はBELLOWS UNIT(アサヒペンタックス ベローズユニット)を介して装着。
ベローズの活用でフランジバック(FB)が80なのでミラーレス、ミラー付きの一眼レフカメラに組み合わせることで、無限遠から高倍率の接写(マクロ撮影)まで自由にピントを合わせられます。
• 描写の柔軟性: これにより、風景、都市の建物、そして花のクローズアップなど、幅広い被写体に対応できる汎用性の高いレンズシステムとして活用できます。
このレンズの低歪曲で均一なシャープネスは、建物のディテールや直線的な構造を歪みなく、緻密に描き出すのに適しています。
また、ベローズ使用で、花のクローズアップのような高倍率撮影が可能です。高解像力レンズで花の繊細な構造が驚くほどシャープで立体感のある描写が得られます。
Sony α7での撮影サンプルを添付しています。
レンズ状態は写真をご参照ください。
レンズ面に少しの薄汚れが有ります。
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マウント···M42ネジマウント→SONY EやCanon M、RやNikon Zマウント
やミラー付き一眼レフにも!
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